男金神社
創立年代は不詳。和泉区の氏神。古来社名を妙見山あるいは妙見社と称していましたが、明治維新の際、男金神社と改め今日に至っています。明治41年当区の各集落に鎮座する小祠を合祀しました。八幡神社・大山祗神社・稲荷神社・神明神社・駒木神社・菅原神社・松原神社・日枝神社・貴船神社。社殿は文久2(1862)年、当時房総の名匠といわれた半助棟梁の建築にかかるものです。拝殿向拝の丸彫りは、安房の名工「波の伊八」の三代目伊八信美の作品です。
男金神社の祭礼日に神前及び和泉公会堂前にて、棒術・鞨鼓舞(かっこまい)・神楽獅子舞の三つが合わせて奉納され、この三つを「和泉の三役」と呼びます。(鴨川市指定無形民俗文化財)
鴨川市和泉1639