亀田酒造

明治神宮に全国で唯一、献上するお酒。嶺岡山系からの清冽冽な水と、長狭の大地から生まれた米とが織りなす妙なる酒、寿萬亀。製造された日本酒がズラリと並んでいます。

亀田酒造株式会社は全国で唯一、明治神宮にご奉納するお酒を造っています。明治4年、明治天皇が天皇家の伝統神事である大嘗祭を執り行うため、当時の北小町村の水田が主基斎田(すきさいでん)に卜定(ぼくじょう ※吉凶を占って選定する事)されました。昭和55年には明治神宮の大祭を機に、地域の人々から主基斎田の誇りを次代に伝えていくため「鴨川市明治神宮崇敬講」が発足しました。毎年、神にその年の新穀を捧げて豊穣を感謝する祭りとして11月23日に行われる明治神宮の新嘗祭に、主基斎田で収穫した新穀と、その米で造った白酒(亀田酒造株式会社醸造)を昭和56年から奉納しています。亀田酒造株式会社近くの主基斎田は貴重な歴史的遺産としてその姿を留めています。

抜穂祭
占いにより選ばれた主基斎田で執り行われる抜穂祭の様子
醸始祭
白酒(しろき)造り始めに行われる醸始祭の様子
奉納祭
明治神宮ご奉納の際に行われる奉納祭の様子

亀田酒造株式会社醸造のお酒は、格式のある大切な日、特別な日に使われています。

平成7年11月 横綱貴乃花関ご婚礼の際三々九度のお神酒として
平成13年12月 愛子様(敬宮愛子内親王)ご誕生記念の振舞い酒として
平成17年11月 清子様(紀宮清子内親王)と黒田慶樹様ご結婚記念の振舞い酒として
令和2年11月 明治神宮即位礼当日祭の振舞い酒として

所在地鴨川市仲329
TEL04-7097-1116
営業時間9:30 – 18:00
定休日木曜日
亀田酒造公式サイト