旧水田家
政治家であり、城西大学創立者である水田三喜男の生家。愛宕山の麓、曽呂川流域の西奥部に位置しています。 水田家は17世紀初頭に嶺岡山麓の地に移住しました。主屋の建築年代は江戸時代後期、長屋門の建築年代は江戸時代後期から明治初期と推定されています。旧水田家がある旧曽呂村(鴨川市)は、嶺岡山脈の南麓を東から西へ通じる道を中心とした山村で、嶺岡山は酪農の発祥地とされています。長屋門の左右には、それぞれ牛小屋が置かれ、かつて嶺岡牧場と関わる酪農を営んでいたことを物語っています。住宅は関東大震災で周辺の家屋に甚大なる被害が出た中、損傷を受けずに済んだ家屋です。2002年、主屋と長屋門が国の登録有形文化財に登録されました。現在は公開されていて見学することができます。
主屋と長屋門は、国の登録有形文化財に登録されています。
鴨川市西339ー1
公開時間:9:00 – 17:00
入場料:無料
休館日:火
鴨川市コミュニティバス 南ルート「曽呂終点」から徒歩18分